「いつかまた逢える」、最終話「あなただけを」のあらすじです

※ネタバレありますのでご注意下さい

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紺野伸一(福山雅治)が住んでいたマンション。



いつかまた逢える

荒木への想いが再燃する城崎に紺野は

自宅に帰っているはずの城崎つゆ美(桜井幸子)から電話が入りました。「荒木勝利(椎名桔平)さんはしばらく自宅に帰るみたい」と。さらに「一緒にいたいと言われたけど断った」と。紺野伸一(福山雅治)は電話ではなく、早く自分のところに帰って来てほしくて仕方がありませんでした。

しばらくして城崎が帰ってきます。そして間髪入れず紺野は「一緒に暮らそう」と城崎を誘いました。紺野は不安でたまりませんでした。少しでも離れていたら、また荒木に取られると思ったからです。

紺野と別れた後、城崎の家に荒木から電話が入ります。「俺はどうしたらキミを忘れたらいい?」と聞いてきます。「私は紺野さんと暮らします」と言い、城崎は荒木に自分のことを忘れさせようと返答します。城崎も荒木をなんとか忘れたいと思っていたのでした、この時点では…。

荒木は中田乾三(今田耕司)に「あの夜、彼女と何もなかったと思うか?」と。紺野にそう伝えてくれと言います。荒木は紺野と城崎の仲を引き裂こうとあえて言いました。さらにヘッドハンティング先からの内定ももらえず紺野の雲行きはあやしくなります。

紺野は乾三の家に城崎と訪れました。そこで、荒木からの伝言を伝えます。紺野は表面上は何もないことを装いましたが内心は驚いていました。城崎が否定しなかったことも気にかかりました。

翌日、城崎は荒木に呼び出されます。そして、あの日2人で過ごしたことを話します。あの日は結局、何もありませんでした。荒木は紺野と城崎の仲を引裂こうと波紋を投げかけたのです。そんな荒木に対して、城崎は私たちは大丈夫と言いました。観念した荒木は地元に帰りました。

荒木と別れたあと、城崎の気持ちに荒木への想いが再燃しました。そして新居にメモを残し「紺野さん、私に少しだけ時間をくれますか?」と書置きを残していなくなりました。純子から2人は一緒にいると聞いた紺野は急いで島根県に戻ります。

荒木に城崎と会っていたことを問い詰める紺野でしたが、荒木は「お前が迎えにきて安心した」と言い2人は別れました。

城崎は母校にいました。「明日、帰ろうと思っていた。自分なりに考えたかった」と城崎。紺野は「俺たちが同じ答えを出したなら明日、同じ飛行機で帰っているはず」と告げて別れます。

そんな頃、東京では岡野渉(春田純一)は隣に一緒に歩いてくれる相手を募集中と今中純子(大塚寧々)を誘いましたが、純子は断りました。誰にも頼らず当面は、自分の足で前を向いて歩いていくと語る純子なのでした。

翌日、飛行場で待つ城崎の元に現れたのは荒木でした。荒木は紺野からの手紙を城崎に渡しました。紺野は思いの丈を手紙に残し電車で帰っていきました。「いつかまた逢おうな」と。城崎の頬からは涙が溢れていました。そして、今までの出来事を思い出し紺野も嗚咽を漏らし泣き出しました。

一年後。紺野は相変わらずの日々を過ごしています。乾三と明美の結婚式に仕事で行けないと断りを入れる純子。そして荒木は東京で新たな仕事に就いていました。どうやら城崎と復縁したようですね。

「いつかまた逢える」、最終話の感想

結局のところ、紺野は城崎の幸せを願い身を引いたということですね。タラレバじゃないですけど、あの時紺野が空港に行っていれば、城崎と普通に暮らしていたかもしれません。ただ、紺野は常に城崎の背後にいる荒木を考えて過ごすことになった可能性もあるわけです。であれば、一時の寂しさはあるにせよ、紺野の人生にとっていい決断だったんでしょうね。

東京ラブストーリーでいえば、リカ=紺野、長尾&関口=城崎&荒木という感じでしょうか。紺野は気持ちがひと段落したら、純子と付き合えばいいと思いますがいかがでしょうかね。



  • いつかまた逢える
  • 放送期間:1995年7月3日〜9月18日
  • 放送局:フジテレビ
  • 出演者:福山雅治、桜井幸子、今田耕司、大塚寧々、椎名桔平
  • 主題歌:サザンオールスターズ「あなただけを 〜Summer Heartbreak〜」
  • 脚本:水橋文美江
  • 演出:永山耕三、中江功、澤田鎌作
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