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赤名リカ(鈴木保奈美)が永尾完治(織田裕二)に「セックスしよう‼️」と宣言した白金桟道橋。

鈴木保奈美、織田裕二W主演となる、1991年1月期フジテレビ系「月9」ドラマ、「東京ラブストーリー」。共演には江口洋介、千堂あきほ。さらに西岡徳馬、中山秀征が脇をしめました。



東京ラブストーリー (1991)

放送時には街にOLが消えてしまうほどの社会現象を起こすほどの人気ドラマでした。

平均視聴率は22.9%、最終回の最高視聴率は32.3%という驚異の数字を叩きだしました。さらに主題歌の小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」は270万枚の大ヒット。トレンディドラマ・ブームがひと段落した後の「月9」復活を牽引したドラマだったと言えるでしょう。

では、あらすじです。愛媛県から上京してきた永尾完治(織田裕二)は、スポーツ用品メーカー「ハートスポーツ」に中途入社します。地元で就職をしたものの、上京したいという気持ちが強かったようです。空港にお出迎えしたのが、先輩社員の赤名リカ(鈴木保奈美)でした。リカの積極的な「行動力=好意」に当初は面をくらう永尾でした。

すでに上京していた同級生、三上健一(江口洋介)、関口さとみ(有森也実)と、5年ぶりに再会を果たします。三上健一は医大生、関口さとみは幼稚園教諭として東京生活を送っていました。

半ズボン時代から一緒にいた永尾と三上、そして2人のマドンナ関口と言う、青春を謳歌した同級生の和に入っていくリカの4人が織りなすラブストーリー。まだ未視聴の方はぜひご覧ください。また、当時ご覧頂いた方も改めて見直すとまた違った感動がわくかもしれません。

と言うことで、ネタバレにならないよう、各話ずつ筆者が印象に残ったシーンを記載していきましょう。まだご覧になっていない方は注意してご覧ください。すでにご覧になった方は懐かしんでくださいね!

では1話で印象に残ったシーンから。

愛媛県から上京したばかりの永尾完治を迎えに行ったのは、赤名リカ。運命の出会いはここから始まります。ちなみに赤名リカはハートスポーツの事業部所属、永尾完治は営業部で、同僚に渡辺(中山秀征)、上司は和賀部長(西岡徳馬)でした。同じ職場ですが、部署は異なります。

永尾の上京を祝してすでに上京していた地元の同級生が同窓会を開き、そこで5年ぶりに三上、関口と再会します。同窓会を開いた同級生は永尾を保険に勧誘します。青春時代にサッカーで盛り上がった同級生ですが、社会に出ると変わってしまうと言う洗礼を浴びます。

ちなみにそれぞれ24歳と言う設定ですが、関口の服があまりにも老けている印象。おそらく地方出身者で垢抜けていないと言うことを演出したかったのでしょう。

赤名と永尾の口頭で行う電話やり取りも見どころ。当時オンタイムで見ていた方は気恥ずかしいシーンのひとつでしょう。

物語終盤では赤名が永尾に対する想いを呆気らかんと告白しますが、恋愛に免疫力がない永尾にとっては理解できなかったんでしょうね。結果的にはここから赤名に振り回されていくんですが。

さらにモノマネもされる永尾完治の名言「ずっちーなー」も披露されます。

三上も関口への想いを忘れるため、多くの東京女性を抱くことで忘れようとしていたようです。永尾、関口が三上の自宅に電話を入れるとかなりの確率でワンレン女性が「けんいち〜」と部屋にいるパターンが。三上はワンレン好きなんですかね。

2話に続きます

  • 東京ラブストーリー
  • 放送期間:1991年1月7日〜3月18日
  • 放送局:フジテレビ
  • 出演者:鈴木保奈美、織田裕二、江口洋介、有森也実、西岡徳馬、中山秀征
  • 主題歌:小田和正「ラブ・ストーリーは突然に!」
  • 脚本:坂元裕二
  • 演出: 永山耕三、本間欧彦
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