東京ラブストーリーの中盤。切なくなるシーンが増えてきますね。タラレバだったらまた違ったのに、と最終回を知っていると画面に向かって色々言いたくなるものです。

と言うことで、5話のエピソードで印象に残ったシーンを。

赤名リカと永尾完治は互いの気持ちを再確認し、泊まりがけで温泉旅行に行くことになります。本来であれば、2人で行くはずが、三上、関口カップルと一緒に行くことに。

三上健一の愛車、トヨタスープラの逆輸入車(左ハンドル)で旅館に。スープラの後席はかなり狭いので、リカもさとみも辛かったでしょうね。

温泉のそれぞれの湯船にて、三上と関口の喧嘩もひと段落します。温泉上がりの射撃場では、三上が髪を結えていました。この姿はのちに「兄チャン」役でフジテレビ歴代ドラマ最高視聴率(2020年現在)を叩き出した「ひとつ屋根の下」の柏木達也そのものでした。

前半は幸せな2人だったんですがね。後半に三上と長崎尚子(千堂あきほ)のただならぬ関係を疑ってしまう、関口。その相談を永尾の誕生日にしてしまい。。。

この時点では永尾の気持ちはまだリカにあったはずなんですがね。

6話のエピソードで印象に残ったシーンを。

三上、関口の関係が終息に近付いていく6話。折り返し地点と言うことで、リカと永尾の関係も動き始めます。関口が盲腸になり、リカは剃毛を気にする始末(笑)

久しぶりに永尾と三上は酒を飲みます。何故か帰りには校歌を歌う始末。いつかまた逢えると同様に何故かこの時代の同級生は校歌を歌うんですね。

ある出来事が起きて、永尾の家の留守電を聞くリカ。いまだったら有り得ない展開ですね。

7話のエピソードで印象に残ったシーンを。

リカ目線だとここから最終回までつらい展開ですね。関口が永尾に相談しますが、「三上クン、抱き合っていたの」って、ただのハグですからね。関口の嫉妬と怒りはMAX状態でした。

リカは危険を察して、関口と永尾の距離を開けようと愛媛県に行こうと提案します。とは言え、入社して間もない永尾はまとまった休みが取りづらい。

永尾は三上を呼び出し喧嘩をしますが、三上の長い髪の毛が眉毛にかかるハプニングが。

関口はリカを呼び出し、三上と別れる宣言を行います。これを聞いたリカは尚更、愛媛県に行くことを急かします。朝イチでリカは永尾邸を訪れ、愛媛県に行くことを言いますが、永尾は本気にしませんでした。さらにリカは本音を言わず強がりを言ってしまいます。

関口は三上を呼び出します。三上は「やだよー」と泣いてしまいます。この姿は「ひとつ屋根の下」で泣く柏木達也を彷彿とさせますね。

泥水した三上はリカに寂しさを吐露します。その寂しさは花を顔に擦りつけてしまうほどでした。

8話に続きます。

  • 東京ラブストーリー
  • 放送期間:1991年1月7日〜3月18日
  • 放送局:フジテレビ
  • 出演者:鈴木保奈美、織田裕二、江口洋介、有森也実、西岡徳馬、中山秀征
  • 主題歌:小田和正「ラブ・ストーリーは突然に!」
  • 脚本:坂元裕二
  • 演出: 永山耕三、本間欧彦
ドラマ好きの方はクリック♪

ドラマランキング